車のグレードは一番下にすると後悔?十分満足!?最新グレード事情 ホンダ ヴェゼル編
2022/07/19
※画像引用 https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog
ホンダ ヴェゼルの初代が登場したのは、2013年のこと。SUVブーム、特にコンパクトSUVの牽引役とでも言うべき存在。初代モデルは2021年3月まで販売されていた超人気モデルです。
先代モデルも現行モデルになる2021年4月発売の2代目もフィットのシャーシを流用して作られました。
2代目に進化したヴェゼル。エクステリアは、前モデルを踏襲せずイメージを一新しています。フロントマスクは、ボディ同色となりリアランプは直線基調になりました。初代のイメージを残さず新たなデザインへ挑戦しているのが分かります。現在ラインアップされているホンダのどのモデルとも違うイメージです。これからのホンダのイメージリーダーにヴェゼルはなるのでしょうか。
ホンダが、先駆けたコンパクトクラスに乱入してきたトヨタ。トヨタが放つ刺客はズバリ!ヤリスクロス。ヴェゼルにとって絶好のライバル。果たして勝負はどちらが勝つのか、、。
ヴェゼルのグレードと価格
ガソリンエンジン搭載車(1500cc直4)は、Gのみのモノグレードです。
価格は、FFが227万9200円。4WDは、249万9200円。4WDはFFの約22万円高になっています。
ヴェゼルでは、ガソリンエンジンのGがベースグレードです。
次にハイブリッド搭載車(1500cc直4ガソリンエンジン+2モーターハイブリッド)は、e:HEV X・e:HEV Z、e:HEV PLaYの3グレードで展開します。
e:HEV X 265万8700円(FF)・287万8700円(4WD)
e:HEV Z 289万8500円(FF)・311万8500円(4WD)
e:HEV PLaY 329万8900円(FF)
e:HEV Xがベースグレイド、・e:HEV Zが、ミドルグレードで、e:HEV PLaYハイグレードになっています。e:HEV PLaYの駆動はFFしかありません。どうしても4WDが欲しい人には残念ながら購入出来ません。
価格が一番高いのがハイグレードなのが普通なのですが、どうやら現行ヴェゼルには当てはまらないようです。それは、Zにある装備がPLaYには省かれているのです。
※画像引用 https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog
各グレードの主要装備
それでは、各グレードの主要装備は、
・ホンダセンシング
・フルLEDヘッドライト
・LEDフォグライト
・マルチインフォメーションディスプレイ
・ヒルディセントコントロール
・Honda CONNECT for Gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージ
・フルオートエアコン
・そよ風アウトレット
・静電タッチ式LEDルームランプ
・16インチアルミホイール(ブラック+切削)
・減速セレクター(e:HEV Xのみ)
・チップアップ&ダイブダウン機構付き6:4分割可倒リアシート
・運転席&助手席シートヒーター(4WDのみ)
ベースグレード e:HEV Z の装備
次にベースグレード e:HEV Z の装備は、
・ハンズフリーパワーテールゲート(予約クローズ機能付)、
・LEDシーケンシャルターンシグナルランプ(フロント)
・ブラインドスポットインフォメーション
・LEDアクティブコーナリングライト
・運転席助手席シートヒーター
・ステアリングヒーター
・左右独立エアコン
・本革巻ステアリングホイール(スムースレザー)
・18インチアルミホイール
ベースグレードのXとは、エクステリアでは18インチアルミホイールと流れるウインカーのシーケンシャルシグナルランプ。快適装備では左右独立エアコンにシートヒーターとステリングヒーターです。便利な機能ではハンズフリーパワーテールゲートです。使い慣れるととても便利な機能でしょうね。
18インチアルミホイールも、シーケンシャルシグナルランプも乗り込んでしまえば分かりませんが、見栄えは、どちらもとても良いものですね。左右独立のエアコンは、助手席に乗車させる機会が多く寒がりや暑がりの人が乗り込むなら便利な機能です。しかし、一人で乗車する機会がほとんどの人には別になくても全然困らない機能ですね。
GとXの価格差は37万9500円なので、快適装備や便利機能など必要ないならばベースグレードのGが断然買い得でしょう。
※画像引用 https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog
e:HEV PLaYのみの装備
e:HEV PLaYのみの装備は、
・Honda CONNECT ディスプレイ+ETC2.0車載器
・パノラマルーフ
・ワイヤレス充電器
・PLaY専用コンビシート&専用インテリア
・本革巻ステアリングホイール
・PLaY専用エクステリア(クロームメッキ・フロントグリルモール カラーバーオーナメント付、ピューターグレー塗装フォグライトガーニッシュ、オレンジ加飾ドアロアガーニッシュ)
パノラマルーフは、PLaYのみの装備です。また、Honda CONNECT ディスプレイが標準装備なのもPLaYのみです。
ちなみに、PLaYの生産数には限りがあり2021年中の納車はすでに不可能になっています。
ヴェゼルのお勧めグレード
新モデルとなったヴェゼルのお勧めグレードは、ズバリ!ミドルグレードの e:HEV Z でしょう。どうしてもパノラマルーフが欲しいならばPLaYしかありません。
この記事を書いている私の車にも左右独立のエアコンが装備されていますが、ほとんど使ったことがありません。必要な機能が、どれかよく考えてから購入することをお勧めします。使わないあってもなくても困らない機能にお金を払うのはもったいないことです。
最近の車のグレードでは、昔の車のような装備がナイナイづくしのことはありません。特に拘りが、 無いならベースグレードでも十分満足できるではないかと私は思います。