車のグレードは一番下にすると後悔?十分満足!?最新グレード事情 ~トヨタ ハリアー編
2022/07/19
※画像引用 https://toyota.jp/harrier/ 画像はハリアーのモデリスタ仕様
車好きなら新車を購入するのを妄想するのは、とても楽しいのではないでしょうか。
予算が、これくらいなら中間グレードのこれが買えるけどもう少し頑張れば上級グレードに手が届くかも、、。などと妄想するのがクルママニアでなくとも新車を購入しようとする人ならだれでも楽しくなる一時でしょう。
予算がこれだけだから、ベースグレーどしか買えない、、。いっそ、ワンランク下のモデルにして上級グレードにすべきか、、。なかなか悩ましいことになりますね。
今回は、車を購入する際にどのグレードにすべきか?を考えてみたいと思います。
はたして、最高級グレード(ハイグレード)とお買い得な廉価版(ベースグレード)との違いはどう違うのかか考えます
目次
トヨタ ハリアー のグレード違い
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/トヨタ・ハリアー
ハリアーは、トヨタの高級SUVの代名詞のような存在。2020年4月に4代目になる現行モデルにモデルチェンジしています。
初代ハリアーから貫かれる開発精神は、「高級セダンの乗り心地と快適性を併せ持ったSUV」。モデルチェンジを重ねるごとにその精神はより昇華されています。
現行の4代目では、実用性やスペックだけでなく品質やデザインに拘りました。ボディスタイルは、世界的な流行のクーペルックなスタイリングを採用。
前席から後席の頭上まで調光機能があるパノラマルーフが採用されています。プラットフォームは、RAV4と共通の最新版のGA-Kプラットフォームを採用。搭載エンジンは、ダイナミックフォースエンジンに一新され、ガソリンエンジンM20A-FKS型とハイブリッドはA25A-FXS型を搭載。
予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」は、第2世代になり全グレードに搭載しています。デジタルインナーミラーに前方カメラとデジタルインナーミラー用後方カメラの走行中の映像をSDメモリーカードに録画する前後方録画機能が新たに搭載されました。この機能は、トヨタ車で初搭載になります。
ハリアーのグレードと価格
2020年モデルチェンジされたハリアーは、人気も高く販売も好調で、契約してから手元に届くまで2か月待ちの状況です。
ハリアーのグレードは、S・G・Zでガソリンエンジンとハイブリッドで同じグレート展開です。
Sがベースグレード、Gが中間グレード、Zはハイグレード。全グレードで2WDと4WDが用意されています。
ガソリンエンジン搭載車の価格は、
S(2WD) 299万円
G(2WD) 341万円
G(2WD レーザーパッケージ) 371万円
Z(2WD ) 393万円
Z(2WD レーザーパッケージ) 423万円
価格差は、SとGで、42万円。レーザーパッケージで30万円。GとZで52万円。
駆動方式が4WDの場合、S(4WD)では 319万円と2WDと4WDでは約20万円の価格差になります。積雪地帯に住んでいる方には4WDは必需品になるので、どうしても必要なかたもいるでしようね。
ハイブリッド車の価格は、
S(2WD) 358万円
G(2WD) 400万円
G(2WD レーザーパッケージ) 430万円
Z(2WD ) 452万円
Z(2WD レーザーパッケージ) 482万円
各グレードの価格差は、ガソリンエンジン搭載車とほぼ同じです。また、ガソリンエンジン搭載車とハイブリッドの差は59万円。走行距離が比較的多く長く車を所有する方なら、ハイブリッドがお勧めです。走行時間が20~30分以内の方はハイブリッドの恩恵が少ないのでガソリン車の方がお得になります。
駆動方式が4WDの場合、Sハイブリッド E-Fourでは 380万円と2WDと4WDでは約22万円の価格差 になっています。
ハリアーのグレードでの価格差は、S(2WD) 299万円とZ(4WD レーザーパッケージ) 504万円で、実に204万円もの価格差になっています。
204万円ならコンパクトカーや軽自動車一台分の価格差に驚いてしまいます。上級グレードを購入すれば満足するのは間違いないでしょう。しかし、価格が安いベースグレードではその魅力が半減するのか?と言えばそんなことはありません。
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/トヨタ・ハリアー
ハリアー のグレードによる装備の違い
ハリアーのグレードによる違いを見てみましょう。
S・G・Zともにボディデザインはほぼ同じなのでグレードによって大きく印象が異なることはありません。しかし、タイヤとホイールはグレードによって違っています。Sは、17インチのホイール。Gは18インチ。Zは19インチと大きくなりホイールデザインも凝ったものになります。タイヤとホイールは、購入後にいくらでも買い替えが効きますね。
レーザーパッケージ
レーザーパッケージは、座席が革張りになりパワーシートが標準装備されています。快適温熱シート+シートベンチレーション(運転席・助手席)も、搭載。
内装色もグレードによって選べるものが限られます。
Zのみの装備
上級グレードのZだけに装備されているのが、
フルセグTVが標準装備
19インチホイール
ヒーターコントロールパネルが標準でダイヤルタイプ
パワーバックドアのハンズフリー機能
リアルーフスポイラーの塗装
調光機能があるパノラマルーフ
ベースグレード Sとハイグレード Z の違い
レザーパッケージの設定がなく、本革仕様は選べない。
17インチホイール。
チルト&テレスコピックステアリングが電動でない。
マルチインフォメーションディスプレイの画面は、4.2インチ。
運転席&助手席は、電動ではなくマニュアルシート(パワーシートでない)。
バックドアは、電動でなくマニュアル仕様(パワーバックドアでない)。
T-Connectナビの設定がない(ディスプレイオーディオのみ)。
内装色の一部や外装モール部分などの色、素材が異なる。
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/トヨタ・ハリアー
ハリアー グレードの違いまとめ
ハリアーのグレード違いは、基本となるエンジンやボディはベースグレードのSからZまで同じです。ベースグレードのSに快適装備を積み重ねていったのがZと思えばいいでしょう。
ファブリックシートよりも本革シートの方が高品質でラグジュアリー度が高くなります。パワーシートやパワードアロックなどあればボタン一つで快適な操作が出来るの嬉しいところです。しかし、手動でも何ら問題ない装備なので必要ない方には無駄な装備に思えるかもしれません。
ハリアーの売れ筋グレードは、
1位 Z(ガソリン 2WD)
2位 Z レーザーパッケージ(ハイブリッド 2WD)
3位 Z レーザーパッケージ(ガソリン 2WD)
上質な都市型SUVを目指す高級SUVのハリアーならでの売れ筋のようですね。きっと購入される方は、ハリアーにラグジュアリーな高級さを求めているのでしょう。