スープラで楽しむカーライフ!ソロキャンプやサイクリングにおすすめ!?
2022/07/19
トヨタのスペシャリティカーとして長い間君臨していたスープラ。2002年に先代モデルが発売終了となり長い眠りにつきました。しかし、スポーツカーファンからの熱い要望に応え2019年、17年間の長き眠りから目覚め、頼もしい復活を遂げたのです。
スープラが、冬眠中に直6エンジンは国産メーカーから消滅。直6からV6へ6気筒エンジンの潮流は変わってしまったのです。しかし、国内でも直6エンジン搭載のスポーツカーを望む声が多くありました。トヨタは業務提携するBMWとのあいだで直6エンジン搭載のスポーツカーを共同開発することになったのです。
トヨタとBMWが共同開発して出来たのがスープラとZ4です。いわゆる兄弟車に思われるスープラとZ4ですが、性格は大きく違う車になっています。
スープラのボディスタイル
スープラのボディスタイルは、3ドアクーペ。歴代のスープラとしては初めての2シーター専用モデルです。前席のみの2シーターに拘ったことから、ホイールベースは86よりも100mmも短い2470mmを実現。車両前後の重量比は、スポーツカーに理想的な50:50を実現しています。
スープラの、「走りの黄金比」(ホイールベースとトレッドの比率は開発段階から1.6以下が求められ実車は1.6を下回る1.55を実現しています。
スープラのボディサイズは、全長 4,380 mm x 全幅 1,865 mm x 全高 1,290-1,295 mmとなっています。
ちなみに同じスポーツモデルの86では、全長 4,240 mm x 全幅 1,775 mm x 全高 1,320 mmなので86よりも全長と全幅は一回り大きくて全高は86よりも3cm低くなっています。
スープラと86の大きな違いは乗車定員でしょう。スープラは、割り切った2シーターで、86は使い勝手も考慮した功績のある4人乗車でしょう。ボディにもスープラと86には大きな違いがありスープラはリアゲートがあり86はトランクになっているところです。リアゲートが開けられるスープラにはかなりの積載能力があります。しかし、トランクの86には詰める荷物が制限されてしまいます。つまり、スープラのカーゴルームには、かなりの自由度があることが分かります。
スープラのカーゴルーム
ズバリ!スープラのカーゴルームの大きさは、高さ:650mm 奥行き:780mm 最大奥行き:1270mm 最小幅:980mm
この大きさは、機内持ち込みサイズのスーツケース(40cm×55cm×25cm)なら2つ。大型スーツケースなら1つ、さらにゴルフバックも一つ積める大きさです。と書くと小さいように思われるかもしれません。
しかし、容量的には290Lあり、スズキのコンパクトカー・スイフトは265L。輸入車のミニ(5ドア)では278L。さらに、レクサスのSUVモデル・レクサスUXは271Lとスープラのカーゴルームがかなりの積載量があるのが分かります。
スープラのカーゴルームを生かす遊びをしよう!
ソロキャンプ
スープラのカーゴルームなら、最近はやりのソロキャンプがお勧めです。ソロキャンプの荷物の量は軽自動車やオートバイ、または自転車に荷物を積んで行ける量です。広大なカーゴルームを誇るスープラなら余裕で積み込めるハズ。2シーターのスープラならソロでなくとも気の合った相棒や彼女と二人でキャンプもOKでしょう。
折り畳み自転車でサイクリング
最近、人気の高級折りたたみ自転車。コンパクトにできてカバンに収納すれば鉄道で移動して、目的地で組み立ててサイクリングを楽しむことも出来る優れものです。折りたたんだ際のサイズは、ちょうど大型スーツケースほどの大きさなのでスープラの荷台に積めます。
大型スーツケース+ゴルフバックの積載量があるスープラ、欲張って①ソロキャンプ+②折りたたみ自転車でサイクリングも可能だと思います。
例えば、湖のキャンプ場までドライブ。走りに特化したスープラなら目的地までのドライブも楽しいものになるでしょう。今や日本の道路は、ほとんど舗装されています。キャンプに使う車はSUVなど車高が高い車でないとダメと思い込んでいませんか?スープラの最低地上高は118mm。カローラの最低地上高は155mmなので約3cmほど低くなっています。舗装された駐車場から、テントサイトまで荷物を運ぶキャンプ場ならスープラでも全然問題ないでしょう。
スープラのグレードと価格
スープラは搭載エンジンによってグレードが、違います。
フラッグシップモデルのRZは、3000cc・直6ターボ(340PS)搭載で、価格は731万3000円。
真ん中のグレードのSZ-Rは、2000cc・直4ターボ(258PS)搭載で、価格は601万3000円。
ベースグレードとなるSZは、2000cc・直4ターボ(197PS)搭載で、価格は499万5000円。
フラッグシップモデルRZは、やはり直6の醍醐味が味わえます。SZ-Rは、価格とスポーティさが調和されている理想的なモデル。ベースグレードのSZは、チューニングベースにどうぞ!なので自分で車をカスタマイズしたいコアなファンにお勧めです。