車庫証明手続きのまとめ!期間は?費用は?必要書類は?
2020/01/22
車を購入すれば、様々な手続きが必要になります。その中の一つに、車庫証明書があります。車庫証明書は新車・中古車を問わず必ず必要になる書類です。自分で手続き出来ない方は、ディーラーや中古車販売店に依頼して取ってもらうことも可能です。しかし、少しでも費用を抑えたい方は、車庫証明書の手続きはそれほど難しくないのでやってみることをお勧めします。
目次
書庫証明書の手続き
①申請書類を手に入れる
車庫証明書の手続きを行うには、申請書類が必要です。車庫にする場所を管轄する警察署の窓口に出向けば、申請書類一式がもらえます。また、ディーラーや中古車販売店でも手に入ることもあります。最近では、ネットの普及から各都道府県のホームページからダウンロードできるようになっているのでわざわざ窓口まで出向く必要もなく大変便利になってきました。各都道府県によって、同じ書類でも微妙に違っていることがあるので、住んでいる都道府県のホームページから必ずダウンロードしましょうね。
自宅に駐車場がない場合は、駐車場を探して契約しなければいけません。
車庫にする場所の条件
①自宅と車庫の距離
自宅と車庫の位置が2km以内であること。これは、自宅と車庫の位置を直線で結んだときの距離が2㎞以内ならOKです。これは、東京都内などで駐車場が少ないところを想定して決めたものです。2kmを歩くと約30分はかかります。自転車ならこの半分で済みます。東京都内以外の地方在住者には?な規定に思われます。まぁ、休みの日にしか使用するのなら納得できますが、、。
②道路からの出し入れ
道路から支障なく出し入れが出来ること。さらに、車の一部が道路にはみ出さず車体全部が収容できるもの。参考までに、一般的な駐車場のスペースは「横2.5m×縦5m」が多いです。
③車庫として使用する権限
自動車の所有者が、車庫として使用する権限があること。となっています。自己所有の土地はもちろんOK。月極駐車場もよいのですが、時間貸しの駐車場では車庫証明の車庫として認めてもらえません。
車庫証明書に、嘘の記述をして申請して車庫証明書を取得した場合、「車庫飛ばし」と呼ばれ罰金などの処罰になるのでくれぐれも虚偽申請をしないようにしましょうね。
発行された車庫証明書の有効期限は、1か月となっているのでこの間に手続きしなければいけません。
庫証明書に必要な書類
①自動車保管場所証明申請書
記載する内容は、車のメーカーや形式、大きさ、使用者の住所と保管場所の住所になります。
②保管場所標章交付申請書
窓口でもらってきたなら、①の自動車保管場所証明申請書と複写式になっています。HPからダウンロードした場合はそれぞれ記入しなければなりません。
③保管場所の所在図・配置図
保管場所の所在図と配置図になります。所在図は、近くにある目標になるような商店や学校を書き車庫の位置が特定できるようにします。配置図は、自宅であれば車庫の場所を駐車場を借りているなら、どの場所であるか番号があれば番号も記入しておきましょう。
④保管場所使用権原疎明書面(自認書)または保管場所使用承諾証明書
駐車場を使う権限があるかどうかの確認書です。自己所有の土地の場合は、自認書を書けばOK。駐車場を借りている場合は、管理会社か大家さんに保管場所使用承諾証明書を書いてもらう必要がありますね。管理会社や大家さんによては手数料など取られる場合もあります。
⑤自動車の使用者の住所を確認できるもの(運転免許証など)
自分で申請に行く場合は、免許証を見せれば確認できるのいいでしょう。
車庫証明書の手続きのながれ
車庫証明に必要な書類がそろったら、駐車場を管轄する警察署で手続きします。窓口の受付は、平日の9時から17時までです。窓口の休みは、土曜日と日曜日そして祝日になっています。窓口へ必要書類を提出し、書類の確認を受けます。書類の不備がなければ、手数料を支払います。都道府県によって、若干ことなりますが手数料は、約2000円代です。現金の場合もありますし、印紙を購入して添付する場合もあります。
書類を提出した警察署では、保管場所に赴いて現場を確認します。この作業が、あるので書庫証明書は申請から中1日から2日で、長くかかる場合は一週間ほどかかることがあります。
申請時に、車庫証明の受け取り日を教えてもらえるので、いつ車庫証明が出るのか分からないことはありません。
車庫証明の受取日には、納入通知書兼領収書忘れずに持って行き、窓口に提示しましょう。標章交付手数料は、500円かかります。
自動車保管場所証明書・保管場所番号通知書・標章を受け取れば車庫証明の手続きは完了です。