夢の6輪生活 年間維持費 軽オープンカー&125ccバイク編
2020/11/18
夢の6輪生活 年間維持費 その第2弾として、軽オープンカーと125ccバイクの年間維持費を考えてみます。
軽オープンカーは、ダイハツ コペン。中古車から新車まで幅広い価格帯が存在するので、あらゆる方にお勧めできる手軽な軽オープンカーです。そして、125ccの原付2種のバイクは新生モンキー。なぜ、新生かと言うとミニバイクで絶大な人気を誇った50ccのモンキーは2017年の排ガス規制改正であえなく生産終了。バイクの販売台数減少に伴い淘汰されてしまいました。しかし、排気量を拡大した125ccに華麗なる変身を遂げモンキー125として大復活。モンキーファンの心をつかんで離さしません。人気のモンキー125はお勧め原付2種ですね。
125ccバイク(原付2種)~モンキー125
125ccバイクの排気量は、250ccバイクの半分です。125cc以下のバイクでの高速道走行は禁止になっています。しかし、250ccのバイクとの大きな違いは、高速道路で走れるか?走れないか?の違いしかありません。車検がないのも250ccのバイクと同じです。保険料や税金面では250ccのバイクよりもさらに安くなっています。エンジンバリエーションは、排気量が小さなことからツインか単気筒しかなく250ccのようなに色んなエンジンを選べないのは少々残念かもしれません。
1年間で高速道路に1回乗るか乗らないかなら原付小型Ⅱ種で、お得なバイクライフを楽しみませんか。125ccのバイクには、原付バイクのような軽快さと中型バイクの動力性能を合わせ持っています。下道をゆっくりと観光しながらツーリングするには最適なバイクかもしれませんね。
さらに、原付バイクのような30キロの速度制限もないので一般道ではまわりの車と同じ速度で走行することが出来ます。何よりもめんどくさい、2段階右折をしなくても良いので気が楽ですね。
モンキー125の新車価格
モンキー125の新車価格は、40万7000円。安心のABSが搭載されたモンキー125 ABSは44万円です。価格はメーカー希望小売価格で消費税込みになっています。ボディカラーは、レッド・ブルー・イエロー・ブラックの4色です。ちなみに、50ccのクロスカブの新車価格は約30万円。250ccのレブル250は約60万円です。最近の250ccのバイクは、装備が充実しているためかかなり割高になっています。子原付Ⅱ種の求めやすい価格に驚かされますね。
モンキー125の中古車価格
2018年に登場したモンキー125の中古車価格は約30~40万円。平均価格は38万2000円と中古車の球数が少ないことからかなりの高額になっています。まぁ、中古になっている分新車で購入するよりも1~2割程度安くなっているのでしょう。また、新車と同じ価格の中古車でもスペシャルなマフラーやマニア垂涎のカスタマイズされたモデルもあります。
モンキー125の燃料代
124cc空冷4ストOHC単気筒エンジンは、9.4PS/1.1kgmの最高出力。馬力は、軽自動車の1/5程度しかないが燃費は67.1km/Lと軽自動車の2倍以上の燃費を発揮します。5.6Lと小さめのタンクながら航続距離は375.8kmと大型バイク顔負けの足の長さを誇ります。満タンで300km以上走れるならどこへ出かけても問題ないでしょう。モンキー125の実燃費は60km/Lと、なかなか60kmを切るようなことはないとか。ガソリン代も満タンにしてもワンコイン500円でおつりがくるお財布に優しい燃料代です。
年間走行距離は、5000キロ、ガソリンは1L=140としてけいさんすると、
5000÷60=84L
84×140=1万1760円
11760÷12=980円
5000キロ走行するのに必要なガソリンは84L。84Lのガソリン代は140円として年間1万1760円。毎月のガソリン代は980円となんともリーズナブルな価格に驚かされます。
モンキー125の税金
毎年4月1日時点でバイクを所有している人が、収める税金です。
モンキー125の1年に掛かる軽自動車税は、2400円。
125cc以下のバイクには重量税はなくゼロ円。
モンキー125の自賠責保険
原付二種にかかる軽自動車税は年間2400円。自賠責保険も2年間で50ccバイクと同じ8950円です。1年なら4475円です。また、原付Ⅱ種に分類される125ccバイクは、乗用車の任意保険に加入している場合はファミリーバイク特約に加入すると格安の保険料となります。
モンキー125の任意保険
ファミリーバイク特約の料金は、車両保険有りの場合で約2万円。車両保険がない場合は約1万円と半額になります。さらに、バイクのみ単体で保険に加入すると約3万円します。バイク単体で加入すると加入した期間に応じて等級が上がり割安になってゆきます。
モンキー125のオイル交換
オイル交換は、5000kmか半年ごと年に2回の交換で2000円です。
モンキー125のタイヤ交換代
タイヤサイズは、120/80-12 130/80-12 です。タイヤ代が前後で約1万5000円。タイヤ組替などの工賃と廃タイヤ処分料を合わせた費用で約2万円となります。1万キロで交換するとして2年ごとの交換です。1年なら1万円です。
モンキー125は、12インチの小径タイヤなので大型バイクに比べると交換時期は早くなります。
モンキー125のバッテリー代
モンキー125の純正バッテリー(YTZ5S)です。
価格は、2000円~1万円ほどであります。3年で交換するとして、5000円のバッテリーなら1666円です。
125ccのバイク(原付Ⅱ種)年間維持費のまとめ
軽自動車税 2400円
重量税 0円
自賠責保険 4475円(2年)
任意保険 1万円(ファミリーバイク特約 車両保険なし)
燃料代 1万1760円
オイル交換 2000円
タイヤ交換 1万円
バッテリー 1666円
合計 4万1301円
125ccのバイクの年間維持費は、約4万2000円です。
私のライダー体験から、排気量の小さなバイクは消耗するのも速いので2~3年おきにメンテナンスが必要になってきますので、修理代を貯金しておくことをお勧めします。
軽オープンカー ~ ダイハツ コペン
【初代 2002~2012年】
ダイハツのコペンは、軽オープンカー。90年代のバブル期のABC戦争からは遅れてしまい初代コペンが登場したのは2002年。軽スポーツ市場も一息ついたところに登場しました。90年代のバブル期には急造のリーザ―スパイダーを市場に投入したが販売台数はたったの380台。リーザ―のルーフを取っ払ったオープンモデルでは、スズキ・カプチーノやホンダ・ビートの牙城は崩せませんでした。
リーザ―スパイダー失敗の教訓から登場したコペン。軽自動車初となる電動ルーフを備え、運転席からボタンを押すだけで簡単にオープンに変身します。電動ルーフ「アクティブトップ」の開閉時間は約20秒!しかも、軽オープンのためにデザインされたボディは丸みを帯びた秀逸なもの。駆動方式はFFで、5速MTと4速AT。搭載エンジンは、今は亡き660cc4気筒DOHCターボエンジンです。ダウンサイジングのため泣く泣くダイハツが生産中止にした名機JB-DET型(森口エンジン)は、初代コペンでしか味わうことが出来ないマルチエンジンです。初代コペンは、2012年まで生産されました。
【2代目 2014年~】
2年のブランクをおいて、ニューモデルとなったコペン。オープンモデル専用デザインはさらに進化しローブ・エクスプレイ・セロの3つも用意されました。さらに、脱着構造「Dress-Formation」採用で、ボディ外板が交換できローブからセロまたはセロからエクスプレイと自在に交換できるようになりました。
搭載エンジンは、660cc直3DOHCターボエンジン、駆動方式はFF、ミッションは5速MTと7速スーパーアクティブシフト付きCVT。
スイッチ一つでオープンにできるアクティブトップは、もちろん装備されいつでも簡単にオープンに出来ます。
ダイハツからOME供給車としてコペンGRスポーツがトヨタから発売されています。FF駆動で、トランク容量もあることから通勤通学やお買い物などの普段使いにも十分使える軽オープンカーでありながらスポーツ性能を高めたGR スポーツは、なかなかのスポーツオープンカーと言えるでしょう。
コペンの新車価格
コペンの新車価格は、188万6500円~217万8000円(ローブ・エクスプレイ・セロ)
GRスポーツの新車価格は、238万円(CVT)~243万5000円(5MT)です。
5速MTのほうが、CVTよりも高額になっています。
コペンの中古車価格
初代モデルが中古車の中心になっています。中古車価格は、約20~198万円。平均価格は73万円とかなり選びやすい価格になっています。
コペンの税金
軽自動車税は、毎年4月1日に車を所有している人が収める税金。税額は、1万800円。
コペンの車検代
コペンの車検の法定費用は、自賠責保険料が2万1140円。重量税が6600円。印紙代1100円。法定費用の合計は、2万8840円です。
次に、車検代行費用と整備費用が約2万5000円掛かります。法定費用+車検代行費+整備費用=5万3840円と、これは走行距離も少なく整備費用がほとんどかからない新車購入した場合の最初の車検代になります。
中古のコペンを購入された場合は、交換部品が多くなることから車検代が高くなるでしょう。価格の安い高年式のコペンは、登録から13年経過すると税金が高くなることも覚えておきましょう。
車検代5万3840円は、2年なので1年では、2万6920円です。
コペンの任意保険
コペンの任意保険代は、1万6000円~5万4480円です。
【例1】
48才(男性)ゴールド8等級
車両保険:一般
対人賠償責任保険:無制限
対物賠償責任保険:無制限
家族限定特約:本人限定特約
搭乗者傷害保険:2,000万円
人身傷害補償保険:無制限
では、3万5000円
【例2】
38才(男性)ブルー 13等級
車両保険:なし
対人賠償責任保険:無制限
対物賠償責任保険:無制限 家族限定特約:本人限定特約
搭乗者傷害保険:1,000万円
人身傷害補償保険:5,000万円
では、1万8730円です。
コペンの燃料代
コペンの燃費は、22.2km/L(JC08モード 5速MT)。アクティブシフト付きCVT車では25.2km/L(JC08モード CVT)。実燃費は、MTで18.17km/L、CVTでは17.37km/Lです。
年間5000キロ走行するとして、ガソリン代は1L=140円で計算します。
5000÷18.17=275L
275L×140=3万8500円
38500÷12=3208円
燃料代は、年間で3万8500円で、ひと月では3208円になります。
コペンのオイル交換
オイル交換の目安は、1万kmか1年に一度です。走行距離は、バイクと併用なので5000キロとします。1万キロ走行か1年の期間なので、1年に一度のオイル交換になりますね。
必要なオイル量は2~3L。1Lのオイル代は、約1000円。オイル代と工賃で約3000~6000円です。
1年のオイル交換代は、6000円としましょう。
コペンのタイヤ交換代
タイヤは走行5000kmで、約1mm減ります。だいたい3万~3万5000kmの走行距離がタイヤ交換時期です。約6年に一度、タイヤ交換となりますね。
価格は、タイヤ1本の値段です。(購入する際には×4で一台分。)
グッドイヤー EAGLE LS2000 Hybrid II 165/50R16 75V EAGLE LS2000 Hybrid II 165/50R16 75V
5630円
ダンロップ LE MANS V 165/50R16 75V LE MANS V 165/50R16 75V 9,040円
YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701 165/50R16 75V ADVAN FLEVA V701 165/50R16 75V 1万2990円
だいたい1本4000~1万8000円の幅で、様々なメーカーから販売されています。5000円前後の価格タイヤも豊富にあるのがうれしいですね。
軽自動車の、タイヤ交換に伴う脱着・組替・バランス調整は約5000円です。
タイヤ交換に伴うお金は、タイヤ代を約3万円として3万5000円で、6年に一度の交換なので1年では、1万1667円になります。
コペンのバッテリー代
タフトのバッテリー価格は約5000~1万2千円。平均的なところは、約8000円です。3年は使用できるとして1年間の費用では、1600円です。
コペンのワイパー代
フロント左右セットで約2000~6000円です。ワイパーも消耗部品で、2~3年で交換しないといけません。ワイパー代は、1年1000円です。
コペンの年間維持費 まとめ
ダイハツ コペン(2代目)にかかる1年の維持費は、
車検代が5万3840円として、2万6920円
自動車税 1万800円
任意保険料 3万5000円(48才ゴールド 車両保険あり)
燃料代 、 3万8500円
オイル交換代 6000円
タイヤ交換代 1万1667円
バッテリー代 1600円
ワイパー代 2000円
合計 13万2487円
1カ月にかかる費用は、1万1041円
年間走行距離を5000キロで計算しています。さて、クルマの年間維持費+バイクの年間維持費となるので結果はどうなるでしょうか。
夢の6輪生活年間維持費 軽オープンカー+125ccバイク では、、。
夢の6輪生活年間維持費 軽オープンカー+125ccバイクの結果は、
コペンの年間維持費13万2487円+125ccバイク(原付Ⅱ種)4万2000円=17万4487円です。
軽自動車なので、税金はほぼ同じですが維持費はモデルによってかなり変わって来ます。値段的には、ホンダ N-BOXの年間維持費(17万6003円)に近い金額で125ccのバイクとオープンカーが楽しめます。年間走行距離は、車とバイクで1万キロで計算しています。つまり、軽自動車の年間の燃料代の半分の金額で125ccのバイクなら維持できてしまうことを発見!しました。