人気の軽自動車で年間の維持費用を算出!-スズキ ハスラー-
2020/05/26
税金や維持費が、とても安い軽自動車。今や軽自動車が新車に占める割合は実に40%以上にもなります。今回は、人気の軽自動車の年間維持費を人気モデルで紹介をします。
目次
軽自動車の税金
軽自動車税は、毎年4月1日に車を所有している人が収める税金です。
税額は、乗用の自家用は1万800円で、営業用は6900円となっています。
また、4ナンバーの貨物用は自家用で5000円で営業用は3800円です。
排気量が660ccなので一律の金額ですね。5月初旬ころに納税通知書が届き、納付期限は5月末日になっています。
新規検査から13年を経過すると重量税が上がります。重量税は、車検の際にかかる税金です。大切に乗ってきた愛車なのに、ただ古いからと言って税金が高くなるのは?納得できませんが、新車販売を促すための政府の方針なのでしょう。
軽自動車の車検代
軽自動車の車検代は、
①自賠責保険料:2万5070円
②重量税:6600円
③印紙代:1100円
法定費用合計:3万2770円
コンパクトカーのヴィッツやフィットなどのコンパクトカーは、4万3330円なので軽自動車だと1万560円も安くなっています。車検には、法定費用のほかに整備費用や検査手数料が罹るので、車検をしてもらう業者によって変わってきます。
また、走行距離が多くなった車や年式が古い車は部品交換など整備費用にお金がかかることを計算にいれておかなければいけません。
車検代の総額は、 ディーラー車検は、5万円~10万円。車検専門店は、4万円~7万円。一般整備工場3万5000円~7万5000円。ガソリンスタンドは、2万5000円~7万円。
ユーザー車検ならもっと格安に済ませられます。ユーザー車検を行うには車の整備する知識と時間が必要になるので、会社勤めをしている方にはお勧めできません。
スズキ ハスラー の年間維持費
愛らしいフロントマスクのデザインから大ヒットとなったハスラー。現行モデルは、新しくなった2代目。ハスラーの中古車の中心は、先代モデルですね。
初代ハスラー(2014~2019年)中古車価格は37~248万円となっています。価格の安いものは、走行距離が多く高年式が多いです。また、価格の高いものはリフトアップなどドレスアップされたものや未走行車などです。
120万円の場合は、走行距離も1万キロ以下で年式も2018年ほどと、まだまだ新車の香りがするものが選べます。
80万円の場合は、走行距離3万キロ以上で2014年式が多いです。ターボは、走行距離が比較的多いでしょう。
40万円の場合は、走行距離10万キロ以上で、年式はほぼ2014年式。さすがに、10万キロ以上の軽自動車なので、まさに下駄代わりに乗れればいいと思ったこだわりのない方向けです。
ハスラーの任意保険
車を日々使う上で、必要なものに任意保険があります。万が一の事故に備えて相手にも自分にも十分な保険がなければ安心して車で出かけられませんね。
【アクサダイレクト】では、
(こちらをを参考に致しました)
29才で、新規6等級の場合。
運転年齢条件特約:26才以上補償
運手者限定特約:限定なし
インターネット割引:1万1000円適用
一般車両保険付き年間保険料:4万2080円。
34才で、継続11等級の場合
運転年齢条件特約:30才以上補償
運手者限定特約:本人と配偶者型
インターネット割引:7000円適用
一般車両保険付き年間保険料:2万4660円。
スズキ ハスラーの燃費
ハスラーのカタログ燃費はJC08モードで、23.4~24.8km/L(NA)。実燃費は22.28km/Lです。ターボ搭載車は、26.8Km/Lで実燃費は19.75km/L。
実燃費は、運転の仕方によってかなり異なる燃費です。ハスラーの口コミでは、市街地走行でのハスラーの燃費は17km/Lもありました。
年間の走行距離を、標準的な1万キロとするとひと月の走行距離は、833.3km。
月の走行距離を実燃費17km/Lで割ると、ひと月に消費するガソリンは49.0Lです。これに、ガソリン代を例として140円として掛ければ、月の燃料代は6862円となります。1年の燃料代は、8万2350円になります。
軽自動車のオイル交換
走行距離が、1万kmか1年に一度はオイル交換しましょう。オイルが、劣化すると燃費も悪くなります。何よりもエンジンの負担が大きくなり最悪エンジンを壊してしまいます。定期的に、新しいオイルに交換すると車の調子も良く長もちすることになります。
軽自動車に必要なオイル量は2~3L。1Lで約1000円でしょうか。オイル代と工賃で約3000~6000円です。
1年のオイル交換代は、5000円としましょう。
ハスラーのタイヤ代
走行5000kmで、タイヤが約1mm減ります。タイヤは、スリップラインが出てきましたら交換時期です。走行距離で言えば3万~3万5000kmです。3年に一度、タイヤ交換となりますね。
ハスラーに使われているタイヤは165/60R15です。軽自動車では、あまり使われていないタイヤですが大ヒットしたモデルのタイヤなので入手するのに大変なことは決してありません。しかし、採用例が少ないので4本で1万円などの格安タイヤは望みが薄いですね。スズキのアルトなどはもっと安い値段でタイヤが手に入るようです。
価格は、ブリジストン低燃費タイヤ NEXTRYが、3500円。ヨコハマ BluEarth AE-01 が5200円。ダンロップ ENASAVE EC203 6120円です。格安輸入タイヤのクムホ(韓国)SOLUS TA31 なら2000円です。価格は、1本の価格なので1台分は×4です。(価格は、アマゾンから)
軽自動車の、タイヤ交換に伴う脱着・組替・バランス調整を約5000円です。
タイヤ交換に伴うお金は、タイヤ代を約2万円として2万5000円です。3年に一度の交換なので1年では、8333年です。
ハスラーのバッテリー代
車の消耗部品のバッテリー。早ければ3年ほどでダメになってしまいます。まぁ、平均的なところで5年持つとしましょうか。ハスラーのバッテリー価格は約5000~1万2千円。平均的なところで約8000円でしょう。1年間の費用では、1600円です。
ハスラーのワイパー代
左右セットで約2000~6000円です。ワイパーも消耗部品です。ワイパーの経費は、1年1000円にします。
まとめ
ハスラー(中古)にかかる一年の維持費は、
車検代が5万円として、2万5000円
軽自動車税 1万800円
任意保険料 2万4660円(34才の場合)
燃料代 、 8万2350円
オイル交換代 5000円
タイヤ交換代 8333円
バッテリー代 1600円
ワイパー代 1000円
合計 15万8743円
1カ月にかかる費用は、1万3229円
これには、駐車場代や車を購入したローン代など含まれていません。さらに、クルマにかかる洗車代、クッション、レーダー探知機、ドライブレコーダー、カーコロンなどは一切計算に入れていません。
年式が古くなり走行距離距離も多くなると故障も多くなってきます。故障に備えて、貯金もしなくてはいけません。車を中古車で購入する際には、値段ばかりでなく走行距離や年式も十分考慮して、修理代に泣かされないように注意して購入することをお勧めします。