仮ナンバー取得方法まとめ！必要書類・費用は？
2020/03/01
自宅に保管してあったナンバーがない車を整備するために、いくら近くの修理工場でも運転してはいけません。この場合、修理工場から積載車で運搬してもらうか仮ナンバーを取得して自走するかの２つになります。今回は、仮ナンバーの取得方法とそれに必要な書類と費用について話します。
仮ナンバーが必要になるのは、「車検のない車の運行に必要なナンバー」となります。ナンバーが、ないまま公道を運転すると道交法違反で罰せられます。「1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金。６ヶ月以下の懲役または３０万円以下の罰金。」と、厳罰に処せられます。
仮ナンバーを取得するのはそれほど難しくありません。お金に余裕があれば、中古車店やディーラーに頼んで取得してもらえば自分の時間の節約になるります。積載車を頼むとそれなりの請求がきますので、安い費用で済ますなら仮ナンバーを取得するのがよいでしょう。
仮ナンバーが必要になる場合
①車検切れの車を移動させる
車検を取るために陸運曲までの走行。
②廃車の車を再登録
車検切れの中古車にナンバーを付ける場合。
③整備や点検の回送
未登録車両（ナンバーなし）の車両を、整備工場で架装する場合。トラックなどの荷台が、ついていない場合。
車検切れなどの場合に許可を受ければ、仮ナンバーを装着すれば走行が可能になります。
２種類ある仮ナンバー
①臨時運行ナンバー
白地に赤斜め線のナンバープレート。一般ユーザーが借りる仮ナンバー。比較的簡単に借りられます。
②回送運行ナンバー（許可）
白地に赤枠のナンバープレート。中古車販売店や整備工場などの専門業者しか持てない仮ナンバーです。
一般ユーザーが、必要になるのは①臨時運行ナンバーなのでその取得方法を説明します。
臨時運行ナンバー取得方法
①市町村役場へ行く
臨時運行ナンバーは、市町村役場で管理しています。現住所にあたる市町村役場へ行きましょう。だいたいは、市民課で取り扱っています。窓口に、仮ナンバーなどの表示がされていることもあります。
窓口で「車検切れになってしまったので、仮ナンバーを貸してほしい」と言えばすぐに手続きしてもらえます。
くれぐれも、車検切れの車で役場に行かないようにして下さい。無車検車の運行は前述したとおり罰せられます。
②必要書類の提出
1.自賠責保険（仮ナンバー取得から一カ月以上有効なもの）
2.車検切れとなった車検証、抹消登録証明書、登録事項等証明書等（車を特定できるもの）
3.運転免許証
4.印鑑 （認印でも可）
5.自動車臨時運行許可申請書（申請する役所の窓口にて入手し、その場で記入します）
以上の４つだけなので申請は簡単です。費用（窓口手数料）は、約750円です。
その場で、窓口から仮ナンバーを受取ることが出来ます。
③期間内に返却
仮ナンバーには貸出期間があります。ほぼ３～５日以内となっています。これは、土日祝日を含んでの日数なので、貸し出しを受ける日には注意が必要です。陸運局は土日祝日は休みなので、ユーザー車検を受けるなら月曜日に貸し出してもらえば金曜日の返却なので日数が多く使えて便利ですね。
返却日に仮ナンバーを返さないと、罰せられてしまうので注意しましょう。
仮ナンバーの取り付け方
仮ナンバーもねじ止めします。古いナンバーのネジをはずし、その上に仮ナンバーを重ねて外したネジを再利用して取り付けます。自動車のナンバープレートの取付ネジは、片方が封印されているので羽津すことができません。片側のみきつく締めこんでおけば大丈夫でしょう。
フロント側の仮ナンバーを、きちんと取り付けないで、ダッシュボードに仮ナンバーを置いておくのはダメなので、きちんと取り付けましょう。
注意点
仮ナンバーが借りられる車は、自賠責保険が有効な車のみです。車検切れから、しばらくたっている車で仮ナンバーを借りなければいけない場合は注意が必要です。もし、自賠責保険が切れている場合は、１ヶ月の短期間でいいので加入しておきましょう。
お車の売却・査定ならカーオクにお任せ下さい！
