車漫画「ぜっしゃか! 私立四ツ輪女子学院絶滅危惧車学科」
桜前線が北上するこの季節なら、本来は花見ドライブを紹介している当ブログ。2020年も花見ドライブ記事を書きたかったのですが、、。諸般の事情により、自宅に籠っていても楽しめる車漫画を紹介をします。まぁ、諸般の事情は言わずもがなの新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う関東地域での非常事態宣言に伴うものです。世の中、本当になにがあるのか3.11などの震災や洪水などの天変地異も昔に比べたら多くなったような気がします。しかし、今回は中国が発信源となった未知のウイルスの脅威に、全世界が晒されています。無事にウイルスを克服して来年に延期された東京オリンピックが無事に開催されるのか??現段階では、残念ながら分かりません。
非常事態宣言が発令された今は、やはり不要不急の外出を控えて自宅に籠っているのが無難でしょう。そんな、自宅待機しているカーマニアは暇を持て余してきっと退屈しているハズ!と、かってな思い込みから今回は私の好きな車漫画を紹介しましょう。
「ぜっしゃか! 私立四ツ輪女子学院絶滅危惧車学科」
私が、「ぜっしゃか!」を知ったのは2019年のこと。大型書店の漫画コーナーに平積されていました。表紙は、女子高生にマツダR360クーペ。表紙を見ただけでかなりマニアック中身が予想出来ます。
女子高生と絶版中古車とは、なんともミスマッチ。普段、野郎しかいない殺伐とした職場に勤めているオヤジにとって、漫画と言えども身目麗しい女子高生がいっぱい出てくる漫画はとてもみていて心安らぎます。
漫画の舞台となるのは私立四ツ輪女子学院。車のことを勉強する女子高で、絶滅危惧車学科(ぜっしゃか)で繰り広げられる日常をえがいたもの。「ぜっしゃか」は、いわゆる絶販車をレストアすることを学んでいる学科。私立四ツ輪女子学院があるのはカモメ島。絶滅危惧車学科があるのは本島の先にあるガラパゴスのような小島。教室は、まるでお化けが出てきそうな廃校となった昔の小学校。
※画像引用(https://comic.webnewtype.com/contents/zetsu/)
「ぜっしゃか!」~登場車が渋い。
登場する車が、実に渋い!です。手元にある第1巻をから拾ってみると、スズキ フロンテクーペ・スバル サンバー(初代)・日産 スカイラインGT-R(KPGC10)・カワサキ マッハ500SS・いすゞ ベレットGT-R・バンデンプラ プリンセス・トヨタ スタウト・マツダ k360等々とそうそうたるラインアップに、せきはん画伯のクルママニアぶりが実によくわかります。ノスヒロ(ノスタルジック ヒーロー)やオールド タイマーに登場するような車ばかり。80ヒーローも思わず霞んでしまうほどの古さです。しかも、国産の絶版車だけでなくバンデンプラ プリンセスのような輸入絶版車、絶版バイクのカワサキ マッハ500SSそして3輪トラックのマツダ K360に実用ピックアップトラックのトヨタ スタウトとはマニアックすぎて、もはや脱帽するしかありません。
旧車と呼ばれクラッシュクカーフェスティバルに並べられる車は、1970年代に生産された車となっているのですが、「ぜっしゃか!」に登場する車はまさにそんな旧車ばかりでとても女子高生には馴染みないもので驚かされる。まぁ、読者は車好きなマニアだからその上を行くものでないとすぐに飽きられしまうのだろう。
紙でもWEBでも楽しめる「ぜっしゃか!」
現在、KADOKAWA(角川書店ブランド)のアニメ情報誌「月間ニュータイプ」で連載されています。また、アニメ情報誌「月刊ニュータイプ」の公式サイト(https://comic.webnewtype.com/contents/zetsu/)で、「ぜっしゃか!」の過去作品が多数アップされています。
また、コミックウオーカーでは動画もアップされています。(https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS12200205010000_68/)
まぁ、漫画は紙の本で読まないと物足りない私ですが、これなら書店で購入する前に面白さを確認して購入できるので後で後悔することがないのが良いところですね。
KADOKAWAから、コミックスが1~3巻まで発売になっています。3巻目は2020年4月10日に発売された出来立てホヤホヤ~♪3巻目は、販売されて間もないので書店に並べられていないので、まだ私も手にしていません。新しい「ぜっしゃか!」第3巻に期待してワクワクしています。