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映画「フォードvsフェラーリ」~レース好きなら必見!

      2020/01/22

映画「フォードvsフェラーリ」~レース好きなら必見!

カーマニアそして、レース好きなら必ず見てほしい映画「フォードvsフェラーリ」。フォードが絶頂のフェラーリに挑戦し勝利した伝説の1966年ル・マン24時間耐久レースが、描かれています。レースに参戦するには、スポンサー・メカニック・ドライバーが必要になります。プライベーターなら、一人でスポンサー・メカニック・ドライバーとすべてやらなければなりません。しかし、ル・マン24時間レースなど世界的に大きなレースには、チームで参加することになります。

なぜ、フォードvsフェラーリ になったのか?

フォードは、第2次世界大戦後のベビーブームに生まれた若者たちの購買意欲を上げるため世界三大レースのひとつ、ル・マン24時間レースに参戦するすることに決定しました。アメリカでもっとも大きな車メーカーなので、潤沢な資金があります。フォードは立派なスポンサーにはすぐになれますが、レーシングマシンの開発に必要なメカニックとレースとそれに必要なレーサーは急には育てられません。そこで、1960年代ル・マン24時間耐久レースで4連覇と絶好調だったフェラーリを買収して傘下に収めレーシング部門を任せればすぐに優勝出来ると目論んだのでした。フェラーリ買収の交渉をイタリアまで出向いて進めます。しかし、契約直前の土壇場でフェラーリから一方的に破談にされました。実はフェラーリは、買収金額を上げるためにフォードを利用し同じイタリアの自動車メーカーのフィアットに買収されることになったのです。フェラーリ創始者 エンツォ・フェラーリから、屈辱的な返答をうけ激怒したヘンリー・フォード2世は、屈辱を晴らすべくル・マン24時間耐久レースに参戦・優勝で見返すことにしたのです。

マシン開発請負人 シェルビーとケン・マイルズ

ル・マン参戦までの残された時間は、僅か3か月の短期間です。そこで、白羽の矢が放たれた先はル・マン24時間耐久レースで唯一アメリカ人で優勝経験のあったキャロル・シェルビーです。心臓病からレーサーを引退したシェルビーはシェルビーアメリカンを設立して、有名なACコブラを発売していました。ACコブラにはフォードのエンジンが使われていたので、映画のように急にフォードからオファが来たわけではありません。

シェルビーは、マシン開発ドライバーに思いついたのが友人のイギリス人元レーサーのケン・マイルズです。ケンは、運転した車のどこを弄れば早くなるのかテストドライバーに十分な資質を備えています。レーサー引退後に、車の修理工場を経営していたケンですが、税金の滞納と客にもズケズケと意見する性格のため工場は、税務署から差し押さえになってしまいます。そんな時に、シェルビーからテストドライバーの話が舞い込むのでした。渡りに船で、テストドライバーになったケン。ここから、シェルビーとケンの二人三脚が始まり、フォードGT40の快進撃が始まるのです。

まぁ、映画は上映時間の制約もあるのでかなりの部分が割愛されているのは致し方なのでしょう。映画では、2年ほどで優勝にこぎ着けたような印象をうけます。実際には、1964年と1965年は、フォードのみで開発参戦していたのですが、すべてリタイアの惨敗でした。1965年のフォードGT40をベースにチューニングが施され翌年の1966年のル・マンでフォードGT40の1位、2位、3位独占の快挙!を成し遂げたのです。

チェッカーフラッグを受けた後にシェルビーとケン・マイルズは、「なんで?どうして?」になるのですが、、。書きすぎると映画を見る楽しみがなくなってしまうのでこの辺でやめておきます。

映画は、ほぼ史実に忠実に描かれています。エンターテイメント作品なので、一部は事実でなく映画用に脚色されている部分もあります。

監督・キャスト

キャロル・シェルビー役にマッド・ディモン、そしてケン・マイルズ役にクリスチャン・ベールのW主役です。主役の二人を通して熱いドラマが見事に描かれています。モリー・マイルズ役にカトリーナ・バルフ、そして息子のピーター・マイルズ役にノア・ジョプ。テストドライバーでレーサーのマイルズ一家が、描かれているのは一服の清涼感というか、まるで安息のようなひと時です。フェラーリ創設者のエンツォ・フェラーリ役に、レモ・ジローネ。米自動車王 ヘンリー・フォード2世役に、トレイシ―・レッツ。フォード2世は、よくわかりませんがレモ・ジローネのエンツォ・フェラーリはドハマりです。

監督は、映画「LOGAN/ローガン」を手掛けたジェームズ・マンゴールドです。映画通ならば、いかにもジェームズ・マンゴールドらしい映画だとか、、。映画も趣味の私ですが、そこまでは正直?わかりません。

フォードGT40

GT40の40はインチのことで、車高が40インチ=1.016mmしかないことからつけられています。ちなみに地を這うような車高の低いスーパーカーのロータスヨーロッパの1090mmよりももっと低いのです。最近の背が高くなった軽自動車の横にロータスヨーロッパを止めると車高は、軽自動車の半分ほどしかありません。いかに、GT40の車高が低いことが分かるでしょう。GT40は、レースでホモロゲを得るためにロードゴーイングモデルの市販車が31台制作されました。この車高では、低すぎるため車内からの眺めはガードレールのみだとか、、。2016年にフォードGT40ル・マン制覇50周年記念復刻モデルでは、乗り降りするのに苦労したことから車高は4インチアップした44インチと高くされています。GT40では乗り降りするには、運転席の座面に両足で立ちそこから足を滑り込ませるようにしてシートに座るのです。運転席は、なぜか右側で、ミッションレバーも右側なのが??良く分かりません。レーシングマシンだからなのか、とても不思議です。ミッションは、5速。コキコキと気持ちよく入ります。動画サイトで、「フォードGT40」で検索するとすぐに出てきますので、是非、観てください。

インパネは、7連メーターかそれ以上でタコメーターが正面にあって油圧系や油温計、電圧計にアンメーター、あとはエアーメーターかよく分からないメーターに左端にスピードメーターとなっています。シートも、フルバケットでなく市販車に近いような出来なのは驚きです。この当時で、現在のF-1マシン並みの330kmを出していたのですから驚きですね。初出場でF40は、ル・マン初の最高速度300km越を記録しました。搭載エンジンは、4200ccV8をミッドシップに積み350PSから、途中で7000ccに排気量アップして 475PSとなりました。車重は、900kgなのでマツダロードスター並みです。まぁ、マツダロードスターに日産・GT-Rのエンジンを積んだ感じがフォードGT40なのでしょうか。まさに驚きのモンスターマシンですね。

アナログ感満載の車で、現在のF-1並みの最高速度で24時間レースするなんて、やはり尋常ではありません。きっと、ネジが外れたスピード狂が、レースしていたのでしょう。レース時の爆音、CGをなるべく使わずに撮影された映画なので大きな画面で音響の良いIMAXでの迫力ある視聴をお勧めします。

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